酒とバラの日々

11.酒とバラの日々

それからは、平和で楽しい日々が続いた。

 

仕事が終わると、まずゲーセンに寄ってから居酒屋というコースが多かった。
ゲーセンでは、音楽ゲーム(?)が金借先輩のお気に入りだった。
画面に流れ出てくる表示に合わせてパッドを叩くゲームなので、
2〜3回やると軽く汗ばんで、その後のビールが旨いのだ。

 

また、居酒屋の後にオネェちゃんが横に座ってくれるお店にも行くこともあった。
オネエちゃんが座る店といっても、そこは地元民の金借先輩の情報で、
安くて安心できるチェーン店だ。
40〜45分飲み放題で3,000円か3,500円だったと思う。一応食べ物もあった。

 

それらフルコースで行っても1日の飲み代としては多くないのだが、週に何度も飲み歩いていると、キャッシングする回数も増えてくる。
どれだけ借りても返済は翌月に1万円だけだったので、負担は軽いのだが、借入残高は確実に増えていった。

 

そこで、以前金借先輩に伝授してもらった借金小技【自分の口座から引き出すより、消費者金融で借りたほうがお得】を思い出した。
その時使っていた銀行のカードローンは、預金残高を引き出す時に残高不足の分がカードローンより借入となる仕組みだったので、
時間外に借りるには銀行ATMの手数料がかかってしまうのだ。

 

先輩と相談して、当時売り出し中のモビットが銀行系で金利もアコムや武富士より安いので、いいんじゃないかということになり、
早速希望額50万円の枠で申込んでみたら、30万円の枠がもらえた。

 

この時すでに、自分の財産が増えたようでうれしい感覚になっていた。
金借先輩の借金感覚が自分の中にもしっかりと芽生えていたようだ。

 

 

⇒12.銀行ローンカードとサラ金カード

 

 

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